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★2-1-1a【消化器系】口腔→舌・唾液の役目【機械的・化学的消化どっちもやるよ】

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第2章
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まだまだ続きます消化器系の序章、口腔。今回の記事では舌と唾液腺の働きについて!

ベロはみんなにあるよー!

歯が怖い

 

手引きより

舌の表面には、舌乳頭という無数の小さな突起があり、味覚を感知する部位である味蕾が分布している。舌は味覚を感知するほか、咀嚼された飲食物を撹拌して唾液と混和させる働きがある。

舌乳頭??
舌に突起なんてあったっけ?

舌の表面のザラザラしたやつのことですよ

 

これかー!!
舌の表面全体じゃん!

沢山ありすぎて
逆にわかんなかった

 

そん中で、味覚を感知する部分を味蕾っていいます

味蕾…みらい…
また難しい字を

味蕾・咀嚼・撹拌…難しい字ばっかりだよ!!

 味蕾(みらい)…味わうための感覚器
 咀嚼(そしゃく)…かみ砕く
 撹拌(かくはん)…まぜる

 

 唾液腺

 

チルコリ

唾液、それは出合い頭の消化液

うわぁキミ久しぶり!

 

手引きより

唾液を分泌し、食物を湿潤させてかみ砕きやすくし、また、咀嚼物を滑らかにして嚥下を容易にする。唾液には、デンプンデキストリン麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、また、味覚の形成にも重要な役割を持つ。

 嚥下(えんげ)…飲み込む

 

デンプンを分解する

まず!唾液の役目は!

柔らかくして食べ物を飲み込みやすくすること

機械的消化っぽい役目

そしてデンプン麦芽糖デキストリン分解すること!

化学的消化っぽい役目!

分解は口の中から始まってたんだ!

 

…えっと、
んで結局なんだっけ?

デンプンを麦芽糖からアミラーゼするって????

みぃが壊れた

デンプンが道具を使って変身するのです

覚えるには、まずデンプンを軸に考えましょう!

まさかプチアリンとプッチンプリンをかけて…?

口腔環境をととのえる!

 

手引きより

唾液は、リゾチーム等の殺菌抗菌物質を含んでおり、口腔粘膜の保護・洗浄、殺菌等の作用もある。また、唾液によって口腔内は pH がほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。

 

唾液って機械的消化・化学的消化両方もする上に殺菌までしてくれるの?

すげぇ唾液って有能!

そんな凄いものがいつも口の中にあったんだ

 

 ポイント

リゾチーム
唾液に含まれる殺菌・抗菌物質

 

サンキューリゾちゃん

リゾちゃん??!

 

歯の記事でも書きましたが、唾液は虫歯の予防としても重要です

う蝕しかけた歯を、あるていど元通りにしてくれるんだっけ?

そう、唾液がpHを中性にしているおかげなのです

pHってなんだろ?

ペーハーだったり
ピーエイチだったり

むかーーーし理科でならった「酸性とアルカリ性」の度合いを表すものです

リトマス紙のやつかー!

唾液自体が中性なの?

いいえ、唾液はほんのすこーしアルカリ性です

酸に傾きやすい口腔内を、そのアルカリ性で中性にしているのです

 

まとめ

 舌
舌乳頭…舌の表面のザラザラ
味蕾…味覚を感じ取る器官
食べ物をまーぜまーぜする(機械的消化)

 唾液
食べ物を湿らせ柔らかくする(機械的消化)
デンプンを麦芽糖・デキストリンに分解する(化学的消化)
口腔粘膜を保護
清潔に保つ(リゾチーム)
pHを中性に保って歯のう蝕を防ぐ

 

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