今までの記事でちょいちょい出てきた膵臓!!
ちょいちょい出てくるほど重要な臓器なのです!
ようやくメインで取り上げられるね!
膵臓とは
胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸へ分泌する。膵液は弱アルカリ性で、胃で酸性となった内容物を中和するのに重要である。
場所:胃の後下部
形状:細長い
性質:弱アルカリ性
※説明の都合上、胃と膵臓をずらして描いていますが、実際はおおよそ前後に重なりあっています。
前方にある胃は酸性。後ろの膵臓は弱アルカリ性。前後で対局となっていますね。
ちなみにアルカリ性はちょっと苦いらしいです
大人の味だね!食べてみたい!
…
膵液のはたらき
膵臓が分泌する膵液のはたらき。ちょーっと長いですが…
膵液は、消化酵素の前駆体タンパクであり消化管内で活性体であるトリプシンに変換されるトリプシノーゲンのほか、デンプンを分解するアミラーゼ(膵液アミラーゼ)、脂質を分解するリパーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる。すなわち、膵臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。
すみません訳してください(泣)
より頭に入りやすくすると、こうですね
膵液は、消化酵素の前駆体タンパクであり消化管内で活性体であるトリプシンに変換されるトリプシノーゲンのほか、デンプンを分解するアミラーゼ(膵液アミラーゼ)、脂質を分解するリパーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる。すなわち、膵臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。
書かれてある膵臓出身者をまとめますと…
- トリプシノーゲン→関連:タンパク質
- アミラーゼ→関連:炭水化物(デンプン)
- リパーゼ→関連:脂質(トリグリセリド)
膵液ってすごいや
タンパク質の消化に関連するトリプシノーゲン
覚えていますか?トリプシノーゲンは膵液出身
「膵臓から鳥が出てきた」って覚える
それ3秒で忘れそう
トリプシノーゲンが腸液と出会い、トリプシンとなってタンパク質をコテンパンに
炭水化物の分解にはアミラーゼ
↑このタイトルどういうこと?
さっきの手引きには「アミラーゼはデンプンを分解する」って書いてあるのに
炭水化物=デンプン
へー!!!
膵臓出身のアミラーゼが[炭水化物=デンプン]を分解します
膵臓とは関係ないけど…
えーっと、炭水化物をナントカするやつって他にもなかったっけ?
膵臓とは無関係ですが、コレですね。小腸での出来事です
炭水化物を単糖類にするマルターゼとラクターゼ
これは膵臓から分泌されたものではなく腸管粘膜上にあるものです
炭水化物もたいがい各方面からもみくちゃにされちゃうのね
脂質の分解はリパーゼ
脂質(トリグリセリド)をリパーゼが分解します
リパーゼも膵臓出身かぁ
実はリパーゼにも種類がありまして…
膵臓から分泌されるリパーゼは膵リパーゼ
胃から分泌されるリパーゼは胃リパーゼ
など
本当はここでは膵リパーゼと呼ぶべきですね
脂質トリグリセリドを分解するのは膵リパーゼ!
鳥ぐり膵ちゃんで覚えようよ
さっきから鳥ばっかりだね
血糖値を調節
実は膵臓…消化液を分泌するだけではないのです
また、膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリンおよびグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある。
消化液を分泌する消化腺であり、ホルモンを分泌する内分泌腺でもあります
ここにきて新情報!
膵臓ってつくづく重要
いろんなホルモンを生産し、血管やリンパ管にジンワリと放出する器官。体内のあらゆるところにある。管がないのが特徴。
インスリン、グルカゴン…血糖値…
「イーグルと決闘!」…
また鳥
次の2章の記事は?
手引き順でいくと胆嚢、肝臓ですね!お楽しみに!
手引き改訂の記事は?
ひっ
鋭意製作中でございます
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