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★2-1-1f【胆汁の貯蔵庫】胆嚢(たんのう)【肝臓で作った胆汁を貯めて放出】

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第2章
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肝臓で作られた胆汁を貯めておき、必要な時に放出する消化腺、胆のう。肝臓や十二指腸とつながっています。

物置き?!

 

胆嚢(たんのう)

物置きであり、消化腺

場所は肝臓の下のあたり。みぞおちの右らへんの奥らへんにあります

まず肝臓がどこにあるのかよくわからん

沈黙の臓器って言われてるもん

 

手引きより

胆嚢(たんのう)は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む

 

肝臓で作って胆のうで貯めて十二指腸に放出!

こちらの記事でもチラッと触れましたね

食べたものが十二指腸に来ると、そこにめがけてオリャっと胆汁を送ってくれます

「消化のための必須アイテム=胆汁」を貯めておく臓器だった

 ありそうなひっかけ問題(押して正解を表示)

×
肝臓ではなく胆嚢!胆汁を生産するのは肝臓で正解だけど、蓄えて十二指腸に送るのは胆嚢の役目!

 

胆汁のはたらき

胆のうで貯めた胆汁が消化に必須なのは分ったけど

何をどんな風にもみくちゃにしてくれるの?

脂溶性ビタミンと脂質の消化を助ける役目

 

手引きより

胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される(腸肝循環

 

胆汁の役目

 脂質の消化を容易に!
脂溶性ビタミンの吸収を助ける!
※脂溶性ビタミン→ビタミンD・A・K・Eの4つ

 

腸と肝臓をグルグルしながら脂ギッシュなメンツをもみくちゃにしてくれる胆汁塩酸

 

排出・代謝の役目

 

手引きより

胆汁には、古くなった赤血球過剰のコレステロール等を排出する役割もある。胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素は、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物で、腸管内に排出されたビリルビンは、腸管内に生息する常在細菌(腸内細菌)によって代謝されて、糞便を茶褐色にする色素となる。

古くなった赤血球ってビリルビンってやつになるの?

のちの記事に書きますが、脾臓でぶっ壊された赤血球ですね

 

「ビリルビン」を胆のうから腸管にポイ

古くなった赤血球脾臓で捕まりぶっ壊されて(ヘモグロビンの分解)ビリルビンとなります。
脾臓でできたビリルビンは血流に乗って肝臓に送られ処理を受け、胆汁として胆のうに貯蔵。そして胆管を通って十二指腸→小腸→大腸→ウンコー😊といった流れで排出されます。

 

ウンの色はビリルビンのせい?

腸内にポイされたビリルビンは、腸の常在細菌(腸内細菌)によって代謝

これでウンが茶色になるの?

ビリルビンのせいか…

手引きには載っていませんが、ビリルビンは腸内細菌の作用でウロビリンというものに変わります

実はこれが、消化された飲食物と混ざってウンを茶色くしているのですよ

腸内細菌との間に何があったのビリルビン

なにって、代謝だよ

 

胆管が詰まったりなどしてビリルビンが出ていけなくなると、白いウンが出ます

なんかきれいなイメージだけど…

こうして出ていけなくなったビリルビンが体内にたまると…

からだに色がついてしまうの?

そうです!黄疸の原因となります

ウンが茶色いことに今日も感謝!

 

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