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★2-1-3b【循環器系】血管系(動脈、静脈、毛細血管)

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第2章
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血液が血管中を流れる方向は一定しており
心臓から拍出された血液を送る血管を動脈
心臓へ戻る血液を送る血管を静脈という。

もっと細かく言うと毛細血管ってのもあります

いずれも血管壁が収縮すると血管は細くなり、弛緩すると拡張し、心拍数と同様に自律神経系によって制御される。

血管壁がムキーってなると細くなってダラーってなると拡張するんだっけ

タフなインドア、動脈

動脈は弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっている。動脈の多くは体の深部を通っているが、頚部、手首、肘の内側等では皮膚表面近くを通るため、心拍に合わせて脈がふれる。血管壁にかかる圧力(血圧)は、通常、上腕部の動脈で測定される。

動脈ってタフで強いのに
インドア派なの?

すぐそういうこと言わない

大事すぎて守られてるんだよ

基本は身体の深部にありますが、触ってみて脈打つような皮膚の裏にもありますよ

  • 手首
  • 肘の裏など

動脈は傷付けるとものすごい量の血が出るので気を付けてくださいね

 

弱いなりに工夫する静脈

 

手引きより(改訂あり)

静脈は皮膚表面近くを通っている部分が多く、皮膚の上から透けて見える。静脈にかかる圧力は比較的低いため、血管壁は動脈よりも薄い。四肢を通る静脈では血流が重力の影響を受けやすいため、一定の間隔をおいてで存在する内腔に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達しており、血液の逆流を防いでいる。

皮膚から透けて見える青いやつか!

動脈とは違って、動きのある手足にあるため重力に振り回されることが多々あり

薄いのに大丈夫なの?

彼らもちゃんと工夫します。逆流防止の静脈弁が発達しているのですよ

身体ってよくできてるねぇ

 

毛細血管

毛細血管は、動脈と静脈の間をつなぐように体中の組織に細かく張り巡らされている細い血管である。

血液の行き道と帰り道の変わり目…?

動脈と静脈の境目なのは分かったけど

身体のどこにあるものなのかさっぱりわからん

そうこれ!
こういうのよく見るけど

これが身体のどこにあるんだよ!

この細い動脈、細い静脈…

まさに上の絵のやつが、身体の至る所にあるんですよ!

もうね、ありすぎてありすぎて書いていたらきりがないくらい

右にこれ、左にこれ
ではなくて、もう至る所に!

へー2、3個しかないもんだと思ってた

毛細血管の役割

薄い血管壁を通して必要な酸素や栄養素を身体の組織に運んで、その代わりにいらなくなった二酸化炭素や老廃物を組織から受け取っています。

 

消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって肝臓に入ります。

消化管の毛細血管門脈肝臓

この流れ、なんでだと思います?

え、しらん

なんで消化管の奴らは肝臓に送られるんだ?

食べたもの・飲んだものって、まずは消化管へ行くでしょう?

得体の知れないものを飲み食いしてたら大変でしょう?

消化管ではアルコール、毒素等のように生体に悪影響をおよぼす物質が取り込まれることがあるため、消化管で吸収された物質が一度肝臓を通って代謝や解毒を受けた後に、血流に乗って全身を循環する仕組みとなっている。

身体に悪いものが身体全体に回らないようにする仕組みです

肝臓で代謝・解毒してからでないと体内を巡らせるわけにはいきません

大酒飲みさんの肝臓忙しそう

【アルコールの流れ】
飲む消化管毛細血管に乗って門脈に門脈から肝臓に肝臓で解毒される体内循環

毛細血管って働き者だね
体じゅうにあるのも納得だよ

 

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