慢性疾患のある人
近年、生活習慣病等の慢性疾患を持ちながら日常生活を送る生活者が多くなっている。疾患の種類や程度によっては、一般用医薬品の有効性や安全性に影響を与える要因となること があり、また、一般用医薬品を使用することによってその症状が悪化したり、治療が妨げられることもある。
慢性疾患があるけどカゼグスリが飲みたい!
〇〇を患っているけれど、この医薬品飲んで大丈夫かな?
慢性疾患の種類、医薬品の種類によります
こればっかりは、どうしても
これに関しては相互作用の記事も参照してください
医療機関で治療を受けているが、医薬品は飲んでいない人(改訂あり!)
疾患の程度やその医薬品の種類等に応じて、問題を生じるおそれがあれば使用を避けることができるよう情報提供がなされることが重要であり、必要に応じ、いわゆるお薬手帳を活用する必要がある。
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持ち主の過去・現在にいたる薬歴が記されています。医薬品の重複・相互反応を考慮した適正な情報提供に役立つものとなります。差支えがなければお客さんに見せてもらいましょう!
病院に通っている人が市販の医薬品を買おうとしているときかぁ
でた情報提供!
この医薬品ならあなたには大丈夫!
という判断は難しいですが
やめたほうがいい!という判断は知識を持ってすればできるはず
パッケージ裏の成分や注意書きを見て
その疾患の治療の妨げになる成分があるなら使用を控えるよう説明しましょう
問題がなさそうなら、「少しでも具合が悪くなったら使用をやめて、次の診察の時にお医者様にこの医薬品について相談してください」と添えて販売します
医療機関・薬局で処方された医薬品を使用している人
医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者において一般用医薬品との併用の可否を判断することは困難なことが多く、その薬剤を処方した医師もしくは歯科医師または調剤を行った薬剤師に相談するよう説明する必要がある。
医療用医薬品を使用している人ですね…
残念ながら登録販売者には医療用医薬品の知識まではありません。資格の範疇ではないのです
逆に「あー大丈夫っすよ~」って勧めてくる登録販売者は信用ならんな
その医薬品を処方した医師・歯科医師・薬剤師に相談することを勧めよう!
お客さんにはその商品のパッケージと成分表をケータイで撮ってもらうなりして…
過去に医療機関で治療を受けていた人
過去に医療機関で治療を受けていた(今は治療を受けていない)という場合には、どのような疾患について、いつ頃かかっていたのか(いつ頃治癒したのか)を踏まえ、購入者等が使用の可否を適切に判断することができるよう情報提供がなされることが重要である。
ウっ…
古傷が疼くぜェ
いつの傷ですか?!いつ治ったんですか?!ってゆーかなんの傷ですか?!
結婚前に、おくさんとの子供が出来たときにね…義父ニャンにブン殴られちゃったんだ…順番がちげーだろボケコラハゲクソネコって…
嗚呼…人生ですね…
な、何の話をしてるんだ
適切に判断することができるよう情報提供
手引きってアバウトだよねー
やはりこれもパッケージ裏の注意書きに注目ですね
「〇〇の既往歴がある人は~」等の注意が必要な成分があります。それに注目しましょう
きおーれき?
過去にかかった病気のことです
【既往歴】胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン氏病
【要注意成分】イブプロフェン(解熱鎮痛成分)
再発の恐れがあるため要注意!
つい最近治ったばかりの人には販売しない。数年前である場合でも避けるのが望ましい。別の解熱鎮痛成分(アセトアミノフェン等)の入った医薬品を勧める。
特定の症状に注意が必要な成分
えー結局なんでもかんでも注意が必要じゃん
そりゃそうだ!
未解明であり異物の医薬品だもんな
第5章の別表のアレを参照してくださいね
え、ざつー
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