今回は第2章
胃についてです!
やたら騒がしい絵だな
そのかたち、大きさ、自由自在?
上腹部にある中空の臓器で、中身が空の状態では扁平(へんぺい)に縮んでいる
「中空の臓器」って小説のタイトルみたい
作者は扁平さんかな?
胃適応性弛緩?
食道から内容物が送られてくると、その刺激に反応して胃壁の平滑筋が弛緩し、容積が拡がる(胃適応性弛緩)。
臓器・血管の壁に張り巡らされている筋肉。自分の意志では動かせない。
収縮すると?…シャキッとして働きが活発になる!
弛緩すると?…柔らかくなりダラ~ンとな~る~
食べ物の量によって大きさを変えられる、それが胃適応性弛緩!
めっちゃ融通が利くやん!
お腹ちぎれるくらい鰹節が食べたい!
腹八分目を心がけましょうね
「胃★適応性弛緩」…歌のタイトル風にしてみたヨ
シンガーは平滑筋子(team☆胃の中の蛙)さん?
胃が分泌するもの
胃の内壁は粘膜で覆われて多くのひだをなしている。粘膜の表面には無数の微細な孔があり、胃腺につながって塩酸(胃酸)のほか、ペプシノーゲンなどを分泌している。
多くのひだ…?胃ってなんとなくツルツルのイメージだった
実はたくさんの穴があり
そこから色々と分泌しています
想像したらちょっちキモチワルイ
ペプシノーゲン
胃酸
など
ペプ→ペプ→ペプ
ペプシノーゲンは胃酸によって、タンパク質を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働く。タンパク質がペプシンによって半消化された状態をペプトンという。
ペプペプうるせーな!
なにがどうなってるの
まず、胃粘膜から出てきたペプシノーゲン…
これが、同じく胃粘膜から出てきた胃酸と出会うことによってペプシンに変ります
ペプシンにヘンシン!
そんなペプシンは、食べ物としてやってきたタンパク質を半消化状態にします
それがペプトンかー
タンパク質すらペプ族にかえてしまうとは…
ペプ族
ペプトンってペプシノーゲンの最終形態のことかと思ってたけど…
正確にはタンパク質のことです
このペプが何ペプだったのか分かんなくなっちゃう
ペプシノーゲン→胃の分泌物
ペプシン→消化酵素
ペプトン→タンパク質
胃酸
また、胃酸は、胃内を強酸性に保って内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする役目も果たしている。胃液による消化作用から胃て胃痛等の症状を生じることがある。
胃酸は強酸性!
きょ、強…酸性?!
pH 1~2
pH おおよそ3未満が酸性。
数がより小さいほど酸性が強い!
胃酸には、ペプシノーゲンをペプシンに変える役目のほか…
殺菌作用をもってして食べ物が腐るのを防いでくれます!
すでに腐ったものを食べた場合は?腐る前に戻してくれるの?
んなわけないよ!まもなくトイレとお友達だよ!
胃を痛める胃液&胃をまもる胃粘液
胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌されている。胃液分泌と粘液分泌のバランスが崩れると、胃液により胃の内壁が損傷を受けて胃痛等の症状を生じることがある。
胃液と胃粘液は相反する別物です
ヒエエ、胃液って胃壁まで消化しようとするの?!
胃の中の環境って大事ね
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意外な役目!ビタミンB12の吸収
また、胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12の吸収にも重要な役割を果たしている。
まじで?
ビタミンB12ってなんだっけ?
赤血球を形成するために必要なビタミンです
不足すると貧血を起こしたりしますよ
ビタミンB12は小腸で吸収されますが、胃から吸収のために必要な成分が送られてこないと、上手く吸収されません。
間違えやすいですが、ビタミンB12を吸収するのは胃ではなく小腸です
胃は吸収に必要な成分の出どころだね
胃の調子が悪いと貧血につながる可能性…
意外や意外
食べ物によって変わる滞留時間
食道から送られてきた内容物は、胃の運動によって胃液と混和され、かゆ状となって小腸に送り出されるまで数時間、胃内に滞留する。
肉も野菜もお菓子もみーーんな仲良くかゆ状!
胃酸のこえー
どんくらいの間、胃に留まるの?
食べ物のタイプによってバラバラです
仲良くかゆ状になるけど最後はみんなバラバラなのね
滞留時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的短く、脂質分の多い食品の場合には比較的長い。
炭水化物の例:パン
わー確かにめっちゃ早そう!
脂質の例:脂身の多い肉
脂ギッシュなものをたくさん食べると胃がもたれますよね
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