PR

訂正!★3-1-2a【かぜ薬その2】サリチル酸系【解熱鎮痛成分】

[PR]
第3章
記事内に広告が含まれています。

※画像にて、イソプロピルアンチピリンに小児NGと記載しておりましたが、誤りです。訂正して差し替えました。大変申し訳ございません。


 

期間が開いてしまいましたが…かぜ薬その1の記事では、かぜとは何ぞや?症状に狙いを決めて医薬品を選ぶことが大切であり、さもなくば副作用のリスクが高まるよ😊なんてことを書いた気がします。

怖いっっつーの

 

数あるかぜ薬の中から、解熱鎮痛成分について数回に分けてやっていこうと思います。

 

まず、主な解熱鎮痛成分です

 

多い上になんか色々仕分けがあるね

今回の記事では、一つのくくりであるサリチル酸系に注目しますね

○○系?

○○系とつく解熱鎮痛成分はサリチル酸系ピリン系があります

 

サリチル酸系 解熱鎮痛成分 改訂により、いっこ増えてるよ!

理系、文系、癒し系…とくればサリチル酸系ですね♪

ですね♪じゃーねーわ初耳だわ!

サリチル酸系解熱鎮痛剤

かわいい系おじさん

えっ♡

文法は一緒だね♪

地獄のような違いだけど否定はできない

 

かわいい系おじさん

アスピリン(別名アセチルサリチル酸)
サザピリン
サリチル酸ナトリウム NEW!!
エテンザミド
サリチルアミド

手引き改訂に伴い、サリチル酸ナトリウムが追加されています!

これ等を総称してかわいい系おじさんサリチル酸系解熱鎮痛成分といいます。

ワシってサリチル酸系なのね…♡

風評被害甚だしいわ!!

 

どうやって覚えようかな?

 

まず、ほとんどがサ行ですね

かわいい系おじさんサ行に密集

仲間外れはエテンザミド

エテンザミド
エテ公=サル
はいサ行

強引すぎて引くわ

 

水痘・インフルエンザにかかった小児へ

アスピリン 小児NG
サザピリン 小児NG
サリチル酸ナトリウム 小児NG
エテンザミド インフル水痘時小児NG 
サリチルアミドインフル水痘時小児NG 

上の3つはいかなる場合でも小児NG!

エテンザミドサリチルアミドインフルエンザ・水痘に罹った小児は使用を避けること!

 

理由
ライ症候群の恐れがあるため!
ライ病(現ハンセン病)とは無関係です。

ライ症候群とは?

 

手引きより

主として小児水痘(水疱瘡)やインフルエンザ等のウイルス性疾患に罹っているときに、激しい嘔吐や意識障害、痙攣等の急性脳症の症状を呈する症候群で、その発生はまれであるが死亡率が高く、生存の場合も脳に重い障害を残す等、予後は不良である。

水痘やインフルエンザの先にある、怖い病気のリスクを高めちゃうんだ…

エテンザミドとサリチルアミドはセットで覚えちゃおう

もうサリチル酸系は全部小児NGにすりゃいいのに!こわい!

 

代表格?アスピリン

サリチル酸系の代表格アスピリン

 ポイント

アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比較して胃腸障害を起こしやすい

 

胃腸障害かぁ…なんか胃が痛いときの効果音に似てない?アスピリンって

アスピリンで胃がピリンピリンする

(それを言うならキリキリだけど黙っておこう)

 

えっアスピリン?!

(読まなくていいヨ)ねぇねぇ知ってる?アスピリンって元々は成分名じゃなくて商品名だったんだよ元々はドイツのバイエル社で作られてたんだけど大戦に敗れて競売にかけられてスターリング社に商標を取られたりもしたけど数年後に取り戻してねそんでねそんでね、ねぇ聞いてる?あのねそれでね

うわあああああなんか来た

受験生時代に500回くらい聞かされましたねぇその話

アスピリンは確かに元々は商品名。本当はアセチルサリチル酸という成分なのです

 

 ポイント

アスピリンの別名はアセチルサリチル酸。というか本名なのに別名扱いなのネ?

 

 

胃腸障害、しかし…

 

手引きより

胃腸障害を起こしやすいため、アスピリンアルミニウム等として胃粘膜への悪影響の軽減を図っている製品もある。

なんでアルミニウム?

アルミニウムは胃酸を中和する役割を持っていて、意を守ってくれるのです

工夫されてるんだねぇ

 

 

コメント