ドラッグストアにおける研修期間を終えた登録販売者…
店舗管理者または管理代行者。
ホアーキンは未経験者として入社し1年後に登録販売者に合格したので、あと1年間は研修中登録販売者としての従事期間が必要でした。
登録販売者は営業時間内に最低1人は勤務していなければなりませんが、研修中の登録販売者はその数に入れてはいけません。店舗管理者(または代行者)とセットで勤務しないといけないのです。
にもかかわらず研修中だった当時。
登録販売者が研修中のホアーキンただ1人!などという日がありました。何日も。
この図の右下の状態です。これはだめです。
困り果てたホアーキンは他店舗にいる仲良しのパイセンに相談して本部にチクってもらい声を上げてもらい事なきを得ました😊
めんごめんご
ホアキンてっきり経験者だと思ってた☆
前職は工場勤務と履歴書に書いてましたよねぇ🔧
パイセンのおかげで以後は厳正な体制が強化されました。ありがとうパイセン。
1年後、ホアーキンはめでたく管理者の要件を満たし、店番ができるようになりました。
休日を満喫していたある日のこと。シフト編成にミスがあったらしく、急きょお店に呼び出されました。
その時間帯に出勤予定の唯一の登録販売者が研修中の人だったのです。それはいけない。「まぁいっか」でやり過ごすことなくキッチリ対応するお店になったことを嬉しく思いつつも舌打ちしながら40秒で支度して出勤しました。
重ね重ねめんご☆
休日出勤あざまる水産♡
人数だけに注目してシフト組んでたらうっかり抜かっちゃった
今日はもう居てくれるだけでいいやって思ってたけど…
試食販売やってくんない?
珍しいですね!健康食品かなんかですか?
ううん肉。
肉。
肉。
…。
それはあの…精肉コーナーの…?
当時は精肉コーナーがあり、試食販売なんかもやっていました。
ちょうどそっちの方が人手不足なんだって♡
がんば♡
レジも発注も品出しも何もかも、他の人で埋まっていました。職場に来て辛いことは、仕事がないこと。ええ、なので…
無駄に地域密着型のドラッグストア。お客さんはほぼ顔見知り。
白衣の上にエプロンして肉を焼く。この異様な光景に、お客さんは「なにがあったのだろう」と奇異の目を向けます。
なにもありませんよ
なにもないから肉を焼いているのです
お薬相談の呼び出しベルが鳴りました。もう1人の登録販売者(研修中)はレジ対応に追われていました。
肉の匂いをプンプンさせながら医薬品コーナーにつっ走り、どこか不思議そうなお客さんの様子にすっとぼけながらいつも通りの接客をして精肉コーナーに戻りました。
ありがとうございます、お大事になさいませ
あっ、あと向こうでお肉の試食販売やってますので良かったら…
(ど、どうりで肉のにおいがすると思った)
休日出勤で割増しになった給料にウッキウキの浮かれポンチ。お肉たくさん買って帰りました。やってる本人がまんまとターゲットになりました。何も食べずに急いで家を出たので空腹だったのです。
これは数年前の出来事でしたが後にも先にもあれっきりでした。今はこんなご時世なので試食販売はやらないでしょうし、精肉コーナー自体もうないので…次に同じことがあれば、どんな仕事がふられるのでしょうか。
必須人物「店舗管理者・代行者」。シフトを組むときは忘れないでくださいネ😊シフトミスに対応せず「まぁいっか」…それが然るべき組織に知られることとなると大変です。営業停止になって従業員たちから激しく恨まれてしまうでしょう。
肉のシミは生んでも憎しみは生むな、つってね♡
まさかこれがオチ?!
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